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看板建築DX

看板建築DX建築史家の藤森氏が唱えた「看板建築」という様式がある。

大正〜昭和初期に建てられた商家の建物正面だけ洋風にしたスタイル。

装飾や庇に厚みがなくて平面的、上階の窓はダミーだったりして、映画のセットみたいで面白いんだけど…

こちらはかなりデラックスな造り。
看板建築DX一見、総石造りの立派な洋風の建物に見えるのは、上田市中央の裏通りに建つ花岡商事さん。
現在は倉庫として利用されてる様子で、残念ながら内部を見られる機会は無い。

看板建築DX横から見れば一目瞭然。

往時は隣接家屋に隠されていたはずの壁が丸見え。もはやバレバレ。

建物本体は土壁に白漆喰、鍵金物付きの本格土蔵造り。

上部だけ洋風なのは隣家より高く、はみ出してた部分なのかも。


看板建築DXいわゆる看板建築のハリボテっぷりに比べると重厚感ある丁寧な造り。

装飾や飾り柱の細工も凝ってるし、一階部分のスクラッチタイル風仕上げなど豪華版。

一概に他の看板建築と一括りにするのも失礼なので、密かに「テンプラ建築」と呼んでいる。


看板建築DX以前上部に付いてた立体的なマークと社名は撤去されてしまった。

きっと老朽化による落下のおそれがあったんだろう。

それでも壁面の汚れ跡がそのまま判読可能なのも、また面白い。







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情報掲載日・ 2013年11月27日22:33│Comments(0)前略、道の上から

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